4日のベイスターズ戦、ルーキー増渕竜義投手が中7日で先発しました。
前日3日の高校生ドラフトで5球団が競合し、抽選の末、古田選手兼監督が交渉権を引き当てた注目の佐藤由規投手(仙台育英学園高)。このテレビ中継を練習前のクラブハウスで見ていたルーキーの増渕投手は、「自分も古田監督にクジを引いてもらったから野球界に来られた。(注目の高校生が後輩になるかもしれず)かなりいい刺激になる」と、昨年のことを思い出していました。
その古田選手兼監督も選手引退、監督辞任を表明し、今季限りでのスワローズの退団が決まっています。今季残り6試合となるこの日、自身5度目の先発を託され、「監督に恩返しがしたい。今日は何が何でも勝ちたいと思った」と、一年の総決算を見せるべくマウンドに上がりました。
7回0/3、95球を投げて被安打6、奪三振4、与四球1で無失点の増渕投手は、プロ初勝利となる1勝目を獲得しました。スワローズの高卒ルーキーでの勝利は03年の高井投手以来のことです。
「めちゃうれしいです! 最後に監督に恩返しできてよかったです。開幕からローテ(先発ローテーション)に入れてもらったけど、最初は肩を故障したり、うまく行かなかった。だけど、ファームで栗田さんに助けてもらった。(完封は)そこまで意識してないです(笑)。今日はコントロールが、変化球でストライク取れてよかったです。前に監督に『考えないで思い切り投げろ』と言われたことがあった。何も考えずに思い切り投げれば何とかなると思いました。とりあえず、(1年目で)1回は勝ちたいと思ってたけど、最後の最後になってしまった。遅かったけど、ホッとしてます。ウイニングボールはお母さんにあげようと思ってます!」
この日はベンチから指揮に専念した古田選手兼監督は、増渕投手について「増渕や(前日のドラフトで交渉権を得た)佐藤くんは自分で引いたのもあって気にかかる選手。最後に勝てて、新しい選手が出てきた。時々(すっぽ抜けなど)とんでもないボールがあってどうなるかと思ったけど、元々細かいのがあるわけじゃない。今日は勢いもあって、(7回まで)無四球で行けてよかったんじゃないかな。最初ローテでやっていくかなと、みんなが認めた素材なので、2、3年目とすごく飛躍してくれると思います」と、来季以降の活躍に期待していました。
日時:2007年10月 4日 22:00 | 個別ページ
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